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Posted by さがファンブログ事務局 at

「法」という漢字

 ある日、推薦の「薦」という字を眺めていて、「廌」‐頭が鹿で足が鳥‐とはどんな生き物なのだろう?と、ふと思いました。

 調べてみると「廌」とは鹿+馬(下部は鳥ではなく馬なのだそうです)で、古代中国の神聖な羊のことであり、「羊神判」と呼ばれる裁判に使われる聖獣なのだそうです。
 争いの当事者らは、それぞれ廌を神に供え裁判をしたそうで、その結果、勝訴した者が供えた羊の胸に「心」と文飾を施した(廌+心)ことから「慶」という文字ができ、敗訴した者の羊は水に投棄され(水+廌+去)たため、ここから「灋」という文字ができたとのことです。
 そして、この「灋」という本字の省略形である「法」の字を現在の私たちは使用しているのだそうです。

 このたび初めて知った「灋」という文字。難しい漢字だけれど、成り立ちを聞くと、なるほど!と感心しきり。幼いころ「なぜ法の字は‘さんずい’なのだろう?‘ごんべん’や‘しめすへん’っぽいのに・・・」、「つくりが‘去’なのはなぜだろう?」と不思議に思っていましたが、やっと謎が解けました。

 まさに、‘‘ほう!という感じ’’ でした。
                                                  T
  


Posted by すず風 at 13:17